2011.09.16. GR DIGITALとGXR
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![]() RICOH GR DIGITAL III GR DIGITALとGXRについて。 2011年9月15日、GR DIGITAL IVが発表されました。2005年の初代GR DIGITALの発売からおよそ6年、4代目のGR DIGITALですね。 ![]() RICOH GR DIGITAL(2006年撮影) ![]() RICOH GR DIGITAL(2006年撮影) ![]() 私がGR DIGITALを購入したのは、2006年の2月でした。当時のGXシリーズである「Caplio GX8」とどちらにしようか迷ったのを憶えています。 GR DIGITALの購入を機に毎日写真を撮るようになり、このブログをはじめるきっかけにもなりました。それから5年半が経ち、GR DIGITAL II、IIIと使い続け、毎日持ち歩き、写真を撮り続けています。 その間、GR DIGITALシリーズ以外にもいくつかカメラを購入して使いましたが、メインカメラとしての座は揺らぐことなく、私の撮影写真の5~6割はGR DIGITALシリーズによるものとなっています。 ![]() RICOH GR DIGITAL II(2008年撮影) ![]() RICOH GR DIGITAL II(2009年撮影) ![]() 各社高級コンパクトカメラに力を入れている今となっては、カタログ上の性能で何かがずば抜けて高いというわけではありませんが、コンパクトさ、画質、操作性のバランスが良く、写真を撮るための道具として、とても優れたカメラだと思います。 ![]() RICOH GR DIGITAL III(2009年撮影) ![]() RICOH GR DIGITAL III(2010年撮影) ![]() RICOH GR DIGITAL III(2011年撮影) GR DIGITALシリーズが世代交代し続ける間に、GXシリーズも、Caplio GX100、GX200と世代交代していきました。GXRは、そのGXシリーズを受け継いだカメラとして2009年に誕生しました。 どのユニットを使おうか、MOUNT A12にどのレンズを付けようかあれこれ考えるだけでも楽しめる、実際に撮ってみて各ユニットやレンズの違いを楽しむ、カメラを使って写真を撮るということの魅力を再認識させてくれるカメラです。 ![]() ![]() RICOH GXR MOUNT A12, Leitz Summicron 5cm(collapsible) GXRは、高い画質のA12ユニット群、汎用性のS10ユニット、高倍率のP10ユニットと状況に応じてレンズとセンサーを使い分けることができ、さらに、MOUNTユニットが追加されたことによって様々なマウントのレンズが装着可能になったことで、「十徳ナイフ」に例えられるGXシリーズのコンセプトを発展させた、唯一無二のカメラとしての地位を築きつつあると思います。 一方で、その多様さや独自性が、購入を検討している層に、難しい・敷居が高いという印象を持たせている面もあるかもしれません。難しさを感じさせずに魅力をどのように伝えていくかは、GXRの課題のひとつではないでしょうか。 ![]() RICOH GXR MOUNT A12, COSINA Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 ![]() RICOH GXR MOUNT A12, COSINA Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 ![]() RICOH GXR MOUNT A12, COSINA Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical GR BLOGで「写真を愛する皆様へ」というメッセージが公開されています。GR DIGITAL、GXRを使っていると、このメッセージに綴られた内容を実感することができます。 しばしば、GR DIGITALシリーズは「切れ味鋭いナイフ」、GXシリーズ・GXRは「十徳ナイフ」という風に例えられます。両者の個性と利点を活かして、これからも写真を楽しんでいきたいです。 | ||
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こうして写真を並べてみると、過去の出来事のなのに、その時の記憶が一瞬によみがえってきますね。
GR BLOGのトラックバック企画で選出された写真をはじめ、その時々のリョウさんが感じたものがしっかりと写り込んでいるなぁ、と思いつつ写真を拝見しました。 GR DIGITALとGXR、その用途や目的は異なるものがありますが、どちらにも写真を撮る道具としての共通の思いが感じられるカメラですね。 私がGR DIGITALを買ったきっかけは、ほぼ日の写真がもっと好きになるを読み、GRに興味が沸き、GR BLOGを通じてリョウさんの写真を拝見するようになり、購入へと至りました。 ただ写真を撮るだけではなく、撮影者の意思をに合わせて、思いのままにダイレクトに操作できるカメラである事が、GR DIGITALとGXRの魅力だと思います。 GD DIGITAL IVも楽しみですね。 長文、失礼しました。 | |||||||||||||||||
哲さん、コメントありがとうございます。
写真は、改めて見返すと色んなことを思い出しますね。 GR DIGITALシリーズは、いつでも持ち歩けるので、その分、色んな記憶を共有しているのかもしれません。 私にとって特別な思い入れがあるカメラなので、IVも楽しみです。 GXRも、モニターとして初めて手にしましたが、写真を撮る面白さを思い出させてくれるカメラですね。 まだ使い始めて間もないですが、使う程に、その魅力が分かるような気がしています。 両者の個性を活かしながら、これからも使い続けていきたいなと思います。 | |||||||||||||||||
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