2011.08.23. GXR MOUNT A12 + Leitz Summicron 5cm 沈胴(外観写真等)
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![]() OLYMPUS E-3, ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro 4枚目のみ、RICOH GR DIGITAL II GXR MOUNT A12に、Leitz Summicron 5cm(沈胴タイプ)を装着してみました。 126万番台のレンズで、製造年は1955年だと推測されます。初期のズミクロンには、沈胴タイプと固定鏡胴タイプのものがありますが、このレンズは沈胴タイプのものです。いわゆる「沈胴ズミクロン」ですね。 ![]() ![]() 初期ズミクロンの発売年は1953年とされていますが、半世紀以上前のレンズとは思えない解像度の高さで、中心部の解像度は現代のレンズを凌ぐともいわれています。「アサヒカメラ ニューフェース診断室」での、固定鏡胴タイプのズミクロンの逸話は有名ですね。 このレンズの絞り羽根の緩やかに弧を描く形は美しく、この時代のライツ社の作り込みと美意識の高さを感じます。レンズ性能の数値として直接表れることはありませんが、こういった部分はレンズに対する愛着を湧かせる重要な要素なのではないかと思います。 ![]() GXRとの組合せでは、ボディとの大きさのバランスはよいようです。ただ、レンズの重量のため、伸長させた状態で置くと前のめりに倒れてしまうので注意が必要です。 ![]() 沈胴ズミクロンにはLマウント、Mマウントの2種類ありますが、私が所有しているものはLマウントです。ですので、エルマーと同じく、MLリングを介して装着します。 エルマーと同様の沈胴レンズですが、格納部分が少ないため、チェッカーを使ってもエルマー程ギリギリではなく、少し余裕があることが分かります。 ![]() ![]() 格納部分が少ないとはいえ、固定鏡胴タイプと比べるとかなりコンパクトになるので、持ち歩きには便利といえますね。 ![]() ![]() ズミクロンは、エルマーと並んでライカの代表的な標準レンズといわれており、スナップからポートレートまで利用範囲が広いレンズです。解像度が高く、質感をよく写し撮るので、モノクロームでの表現が合いますね。GXRでも、モノクロームを試してみたいと思います。 ![]() | ||
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かっこいいですね。写真を楽しみにしています。
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yamaさん、コメントありがとうございます。
古いレンズが意外な程似合っていて、面白いなと思います。 写真も少しずつ撮っていますので、また見ていただけると嬉しいです。 | |||||||||||||||||
おはようございます。
エルマーよりもズミクロンの方が見た目のバランスは良いように思います。 モノクロでお撮りになる写真、ぼくも楽しみにしています。 | |||||||||||||||||
うっしーさん、コメントありがとうございます。
レンズの大きさとのバランスでは、ズミクロンの方がよいかもしれませんね。 フィルムで使っていた感覚からすると画角が少し狭くなるので、まだ慣れない部分もありますが、撮った写真も改めて載せますので、見ていただけると嬉しいです。 | |||||||||||||||||
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